2007年10月9日火曜日

日の岬タカ渡り’07


和歌山県日の岬は本州のタ
カ渡り南コースに位置し、毎年9月下旬から10月にかけ大勢の鷹見客で賑わいます。今年は10月6日が当たり日で早朝から直ぐ北側の海上から浮かび上がるようにハチクマが、また東よりの方向からはサシバの群れが飛来し、頭上で旋回をはじ め、上昇気流に乗って西方に流れる姿を繰り返しくりかえし堪能ができた。
サシバは渡りの主役で、集団で飛来しタカ柱を作ります。







ハチクマはサシバと並んで渡りの主役ですが、あまり大きな集団で飛んでいるのを見たことはありません。






ノスリは、渡りの終盤を告げるタカです。渡りをしないノスリも居ます。







ハヤブサは、渡りの時季に、渡りの小鳥の集団を狙って襲撃します。非常に精悍な鳥です。







チゴハヤブサはハヤブサとならんで小型のタカであまりにもスピードが速く、あっという間に眼前を通り過ぎ、いつも写真は後姿になってしまいます。




コグンカンドリが渡りの群れに混じって飛来したのははじめてで、大変ラッキーでした。

2007年10月1日月曜日

探鳥スポットアメリカ編(1-2)子育て

AguaCalienteで観察される子育ては、ハチドリ、ベニタイランチョウ、アメリカツリスガラ、サンボテンミソサザイ、マルハシツグミモドキ、クーパーハイタカからアメリカワシミミズクまで多種多様です。

抱卵中のアカハシハチドリ(母親)。巣は、ピンポン球がちょうど入るほどの大きさです。4月から5月にかけ、ハリエンジュの林内にいくつも巣作りしますが、よほど注意して探さないと見つけられません。

アカハシハチドリの雛2羽が親を待っているところです。







ベニタイランチョウの雛と母親。メス成鳥は、脇から腹部にかけて薄赤色です。






子育ては、メス、オス交代で行います。父親がやってきました。







かなり大きくなった雛です。









巣にやってきたアメリカツリスガラです。








クーパーハイタカの雛4羽がユーカリの横枝上の巣で動き回っています。






椰子の葉陰で子育て中のアメリカワシミミズクです。父親は数m以上離れたところで雛を見守っています。