2007年12月4日火曜日

季節の野鳥ー秋から冬

大阪府下の山間部から平地に秋から冬にかけて飛来する鳥たちをご覧ください。夏にシベリアや中国の東北部、北海道や本州の高山地帯で繁殖する鳥たちで、一部は東南アジアまで渡りをします。 ジョウビタキ、ノゴマ、ルリビタキ、ビンズイ、ベニマシコ、オオマシコ、カヤクグリ、アトリ、オシドリ、ウソ、ツグミ、シロハラ、トラツグミ、シメ、アオバト、マヒワなどです。

奈良県の崇神天皇陵の濠は沢山のオシドリが飛来するので有名です。ときには、カワセミも見られます。





今年も箕面ビジターセンター周辺にアトリの大群がやってきました。もっぱらモミジの実を啄ばんでいました。





秋の渡り途中に北千里の樫の木公園にやってきたノゴマです。
来年もまた元気な姿を見せてほしいものです。





箕面万博記念の森に現れたオオマシコです。関西では、なかなか見ることができない珍鳥です。昨年は金剛山や葛城山に沢山飛来しました。










冬になると、豊中市の服部緑地公園や吹田市の万博記念公園などに数十羽の群れで飛来することがあります。朝日を浴びて輝くアオバトの姿は見事です。








ホオジロの仲間のミヤマホオジロです。黄色と黒のコントラストの美しい鳥です。たった一羽がアオジに混じって千里の高町池横の林に現れました。




ツグミの仲間で一番大きいトラツグミ。箕面、服部緑地公園、大阪城公園などでみられる。





低山から平地の薄暗い林で普通に見られるツグミの仲間のシロハラで、クワッ クワッと鳴く。






大挙して飛来するツグミ。木の実のほか、地上でミミズや昆虫類を食べる。






妙見山に飛来したシメ。大きな波形を描いて飛ぶ。











毎冬、箕面ダム周辺に飛来するベニマシコです。ヤシャブシやセイタカアワダチソウの種子などの他、スイカズラの実なども食べます。メスは薄茶色の地味な色合いです。





幸せを呼ぶ青い鳥として人気のあるルリビタキです。関西の山間部で越冬する個体数はかなり多いようです。箕面ビジターセンター裏の川原でも毎年2~3個体が越冬します。










日本特産種のカヤクグリ。このところ毎年、箕面の谷沿いの藪で見かける。




本亜種ウソ。金剛山や箕面に毎冬やってくる。ウツギなどの木の実のほか、木の芽や花芽も食べる。






人懐っこいジョウビタキ。山地から平地まで明るく開けた場所に現れる。

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